G-6P7BL20QZD
1/13

上村松園展 2004年 図録 |古本

¥1,200 税込

残り1点

なら 手数料無料の 翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

¥6,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

上村松園展 図録
著者:ー
訳者:ー
発行:三重県立美術館
発行年:2004年
状態:スレ、薄汚れ

二〇〇四年ごあいさつより

一九八二(昭和左七)年に開館した三重県立美術館は、開館二〇周年を機に増改築を行い、 二〇〇三(平成一五)年一一月にリニューアル開館しました。このたびリニューアル開館を記念して「上村松園展」を開催致すこととなりました。

上村松園は、一八七五(明治八)年京都の中心部四条に生まれ、幼少時から画才を発揮して、 小学校卒業後京都府画学校に入学、鈴木松年に入門しました。その後、幸野模嶺・竹内栖鳳にも学んで、画家として頭角を現しました。二八歳で画家として独立、一九○七(明治四○)年からは文展・帝展に出品し、大正期には《花がたみ)(一九一五年)、《焰》(一九一八年)など前期の代表作を残しました。昭和に入ると、(母子) (一九三四年)や《序の舞》(一九三六年) に代表される格調高い女性像を描き、また戦中期には市井の女性を題材に清潔感あふれる女性像を制作し、一九四九(昭和二四)年に七四歳でこの世を去りました。

上村松園の画業と生涯は、近代京都の日本画界における伝統摂取の問題、日本絵画の重要な主題である美人画の近代以降の展開、近代社会における女性画家の在り方など、重要な課題を今も私たちに提起し続けています。本展は、代表作約八〇点と大下絵約二〇点を通じて不世出の女性画家・上村松園の作品が提起する様々な問題に迫ろうとするものです。

展覧会を開催するに当たり、本展の主旨をおくみ取りいただいたご所蔵家からは、貴重な作品を数多くご用品いただきました。また、上村淳之画伯にはご助言・ご指導をいただきました。 心より感謝申し上げます。さらに、ご協力・ご協賛いただきました関係各位、ご支援いただきました多くの様に心からお礼申し上げます。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (12)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,200 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品