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奈良の大仏 世界最大の鍛造物 香取忠彦 イラスト穂積和夫 |古本
¥700
奈良の大仏 著者:香取忠彦 訳者:ー 発行:草思社 発行年:1981-1993年21刷 状態:ヤケ、カバー端ヨレ、スレ、薄汚れ
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正倉院展 1995年 図録 |古本
¥700
正倉院展 図録 著者:ー 訳者:ー 発行:奈良国立博物館 発行年:1995年 状態:見返しに記念印 ヤケ、スレ、薄汚れ
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シュールレアリスム イヴ・デュプレシス|古本
¥900
シュールレアリスム 著者:イヴ・デュプレシス 訳者:稲田三吉 発行:白水社 文庫クセジュ 発行年:1963年1刷 1975年17刷 寸法;17,6x11,3x0,9cm 状態:ヤケ、シミ、角傷み スレ、汚れ (序より一部) 序 シュールレアリスムはしばしば、一種の知的なスノピスムとして、また精神の堕落として考えられている。また、なんとかして人を籍かせてやろうと望む、芸術家の悪ふざけと見なされている。事実、さまざまな偏見の枠のそとに飛びだそうと望んだ、これら改革者の歩みを、彼らの企てた精神の冒険をつうじてたどろうとするよりも、彼らに激しい非難をあびせたほうが、はるかにたやすいと言える。ところがシュールレアリスムの目ざしたものは、文学の枠のそとの問題であった。なぜかというと、あまりにも功利主義的な文明のさまざまな束縛から、人間を解放することだけを目標としたからである。人間をその麻痺状態からゆりおこすために彼を戸まどわせ得るようなすべてのものを強調する必要があった。また、知性には思いきって背をむけ、そして人間存在の底に秘められたさまざまな生命力を再発見し、その結果、それら生命力の荒々しい波が、人間をより広い地平線の方まで押しあげるようになる必要があった。
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シュールレアリスム宣言集 アンドレ・ブルトン|古本
¥1,500
シュールレアリスム宣言 著者:アンドレ・ブルトン 訳者:森本和夫 発行:現代思潮社 発行年:1975年初版 寸法;19,4x13,9x1,7cm 状態:ヤケ、シミ、角傷み スレ、汚れ (本文より一部) 6シュールレアリスム宣言(一九二四年) 生活にたいする信頼、生活のうちの最も不確かな面にたいする信頼、もちろんここでいっているのは現実的な生活のことなのだが、そういったものにたいする信頼が、いつまでも続くと、ついには、この信頼は宙に迷う。人間という、この窮極的な夢想家は、日ましにおのれの運命にたいする不満をつのらせ、自分が用いるはめに立至っている品々を、苦労して調べまわすのである。しかも、これらの品々たるや、自分の無頓着によって、あるいは自分の努力によって、人間の手に委ねられたものなのだ。いや、ほとんど常に、自分の努力によってというべきだろう。それというのも、人間は働くことに同意したのであり、 少くとも自分の幸運(みずから自分の幸運と呼んでいるもの!)を身をもって生きることを厭わなかったのだからである。「しかし、こうして調べまわしてみるようになった」今では、たいへんな謙虚さが人間の持ち前となる。すなわち、人間は、自分がどんな女を手に入れ、どんなつまらぬ事件に足をつっ込んだかを知っているのだ。〔したがって」、富とか貧困とかは人間にとって何物でもないのであって、この点に関しては、人間は生まれたばかりの子供のままなのである。また、人間の道徳的意識の称揚というようなことについてはどうかといえば、人間はそんなものがなくても平気でいられるということを私は認める。「そんなわけで」、もしもいくらかの明敏さを保持しているならば、この際、人間としでは、自分の幼少時代をふり返るほかはない。幼少時代というものは、調教師たちのおせっかいによって、いかに台なしにされているにせよ、だからといって自分としては魅力に満ちたものに思われることになんらかわりはないのだ。そこでは、厳密さとして知られているようなものは何ひとつ存在しないために、人間には、同時にいくつかの人生を送るという展望が残されているのである。人間は、このような幻想のなかに根をおろし、もはや あらゆる本物の一時のうちの極度の容易さをしか認識しようとしない。毎朝、子供たちは不安なしに出かける。すべては手近にあり、最悪の物質的条件でさえも、素晴しいのである。森は白いこともあり、黒いこともあるが、彼等はけっして眠ったりなどしないであろ
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中世の政治思想 J・B・モラル|古本
¥1,200
中世の政治思想 著者:J・B・モラル 訳者:柴田平三郎 発行:未来社 発行年:1975年初版 寸法;19,8x14,2x2,3cm 状態:ヤケ、シミ、角傷み スレ、汚れ (第一章より一部) 第一章 中世政治思想とは何か 中世ヨーロッパ世界はひとつの終末――古典古代における古いローマ帝国の崩壊から始まった。 長い間、この巨大な組織は地中海世界に実践的な社会的・政治的統一をもたらしてきたが、紀元後四、五世紀にこの地域の西方におけるローマ文明の全組織は瓦解してしまった。その原因を一八世紀にギボンはバーバリズムとキリスト教の勝利と記したし、今世紀にはアーノルド・トインビーが外的プロレタリアートと内的プロレタリアートの圧力によるものと指摘した。この二人は言葉こそ違え同じことを意味しており、二人とも正しいことを述べているように思われる。 世俗権の領域では蛮族が、動的な精神的活力の領域ではキリスト教が、異教ローマに挑戦して勝利したが、このことは物質的な力を占有することによって、恒久的な政治社会を一人ぎめで建設しようとしてきた全ギリシャ、ローマ文化の伝統の挫折を印したのである。この瓦解するリヴァイアサンをローマと皇帝の崇拝を中心とする総合的な宗教感情で支えようとする試みは、まったく無益なことであった。
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新版 日本の芸術論 安田章生|古本
¥1,200
日本の芸術論 著者:安田章生 訳者:ー 発行:東京創元社 発行年:昭和32年 昭和47年16版 寸法;18,8x13,5x2,1cm 状態:ヤケ、シミ、角傷み スレ、汚れ (序より一部) すぐれた芸術論を書くことは、すぐれた芸術作品を作るのと同様に、たいへんむつかしいことである。日本においては、理論的に精細ですぐれているという芸術論はほとんど見いだされず、そのすぐれたものの多くは、すぐれた芸術家が深い体験にもとづいて述べた、感想文風のもののなかに見いだされる。そして、日本の芸術論は、その執筆動機を考えると、大体において、教育論的意味をもって書かれたもの(たとえば、藤原俊成の『古来風体抄』や藤原定家の『毎月抄』のごときはそれであり、技術論を主とした啓蒙的な多くの芸術論は、ほとんどこうした性格のものである)、秘伝を子孫に伝えるために書かれたもの(家や伝統を重んじた中世において、このことはいちじるしく、世阿弥の能楽論はその適例である)、随筆的ないしは覚え書き的性格をもって書かれたもの(鴨長明の『無名抄』や田能村竹田の『山中人饒舌』のごとき)、他を論難する目的で書かれたもの(香川景樹の「新学異見』のごとき)、さらにあるいは、門人や知人が聞き書きしたもの(芭蕉の俳論のほとんどは、この例にあたる)というように、分類することができるであろう。このとき、 たとえば世阿弥の場合は、そのいだいていた芸術論のほとんどすべてを、力をこめて書き残したと見られるが、芭蕉の場合は、その芸術論のすべてが的確に書き残されているとはいえないのである。
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徳川美術館 名品図録|古本
¥900
徳川美術館 名品図録 編集発行:徳川美術館 発行年月日:昭和51年5月3版 寸法;27x19x2,3cm 状態:函ヤケ、スレ、シミ汚れあり 天地小口薄ヤケあり 目次 徳川美術館紹介 原色図版 単色図版 絵画 書道 茶器 漆芸品 染織 能面 文房具・その他 武具 刀剣 刀装具 銃砲 解説 参考図版
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古箪笥百選 李朝箪笥と和箪笥 塩野谷博治|古本
¥1,900
古箪笥百選 李朝箪笥と和箪笥 著者:塩野谷博治 発行:創樹社美術出版 発行年月日:昭和55年12月初版 寸法;27x19,1x2,5cm 状態:函スレ、シミ汚れ、紙剥がれあり本体一部ヤケ、シミあり。
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異形の神々 多面多臂像の比較芸術学 山田英彦著|古本
¥1,800
異形の神々 山田英彦著 発行:中部日本教育文化会 発行年月日:昭和50年5月 寸法;19,8x14,1x2,3cm 状態:スレ、薄汚れあり。 はしがきより一部 はしがき この頃、仏教美術に大きな関心が持たれるようになって、多くの人々が奈良や京都の寺を 訪れ、仏像に接している。私もそのような愛好者の一人として、ときどき奈良や京都に行き、数々の仏と対面することにひそかな喜びを見出だして来た。ところがそうして様々の仏像を 眺めているうちに、その姿について、私は分り切っているようで実はどうも納得のいかない 一つのことが、気になって仕方がないようになった。 仏像の姿態は、いうまでもなく人間の姿を基本にして考えられている。やはり人間と共通 し た姿を持つことが、一面では仏が超越的な存在でありながらも、礼拝する人々の心との間につながりを作り、人間と仏との間の対話を可能にして来たに違いない。けれども多種にわ たる仏の中には、十一面観音や千手観音のような、普通の人間以上の数の顔や腕を備えた仏 が意外に多いのである。その中には名作のきこえ高く、広く知られた仏も少なくない。奈良 の方で例をとれば、十一面観音では聖林寺像や法華寺像、千手観音では唐招提寺像や葛井寺 像が即座に思い浮ぶし、東大寺法華堂の不空羂索観音もあげねばなるまい。 これらの仏は、頭が十一あり、腕が千本あり、あるいは眼が三つあるといった甚だ人間離れした特徴を備えて いる。十一面観音とは十一の頭を持った仏であると初めから決めこみ。 そういうものだと思いこんで拝んでいる限りはともかく、何故に十一の頭があるのかと考え・・・
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伊勢型紙 源氏物語絵巻詩画集 月を招いて 野田和子|古本
¥1,900
SOLD OUT
伊勢型紙 源氏物語絵巻詩画集 月を招いて 発行:野田和子 発行年月日:2000年10月 寸法;29,7x21x1,1cm 状態:スレ、薄汚れあり
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水窪の型紙 水窪町教育委員会|古本
¥3,900
SOLD OUT
水窪の型紙 編集:常葉学園短期大学 教授稲葉昌代 発行:水窪町教育委員会 発行年月日:平成12年3月 寸法;29,7x21x1,5cm 状態:薄汚れあり 序文 水窪町は、静岡、愛知、長野の3県境に位置し、町面積の96%が森 林であり、自然に恵まれた緑豊かな山里の町であります。 当町は、縄文時代後半からこの自然を生かし、自然と共有する中か ら多くの文化が芽生え、花を咲かせてまいりました。また、遠州、信 州、三河を結ぶ中継地点にあり、古くから「塩の道」の宿場町として、 人・物・情報の行き交う街道としての役割を果し、現在も交通の要所として、近隣市町 村はもとより、長野県、愛知県との強い繋がりを持っている町でもあります。古くから 町民は、「塩の道」を往来した人々から多くの情報を得て、その情報を基に、伝統産業 と特有な文化を作り上げてきました。 現在の水窪町は、過疎化、高齢化が進む厳しい環境の中にあって、山峡の町でなけれ ばできない様々な施策を講じております。特に、「活気に満ちたやすらぎの里・水窪」 づくりには、大きな力を注いでおります。これらの里づくりには、伝統産業や歴史的な 文化遺産を無視しては実現不可能であります。 このため当町では、埋もれている史跡や文化遺産を掘り起こし、これらから得た情報 を、山峡の地・水窪から発信することにより、多くの人々に水窪特有な文化の香りと自 然の豊かさが溢れる住みよい町・水津を知っていただく一助にしたいと考えております。 幸い当町には、文化10年(1813年)以前から使用されていたと思われる染型紙が守屋 家に保存されていることが判明し、この貴重な民俗資料を世に送り出したいとの思いか ら、型紙を熱心に研究されている常葉学園短期大学の稲葉昌代先生に調査分析をお願い しておりました。 この度、調査分析が完了した事を契機に、先人の遺した尊い資料を後世に伝承していくことが我々の使命と考え、また、調査内容を多くの人々や研究者に紹介し、全国民の貴重な文化遺産として共有してまいりたいとの思いから、この調査結果を書籍として発刊することにいたしました。 先人から得た尊い知恵が諸事業に活かされるよう期待するとともに、デザインに携わる人々や歴史家、型紙に係わる研究者、また、染色に興味を持つ多くの人々に活用 される事を望んでやみません。 最後に、本書の発刊にあたり、調査分析や編集などに多大なご尽力とご努力をさま した営業学園短期大学の稲葉昌代先生をはじめ守屋良太郎氏、並びにご支援を敷きまし た静岡県北遠行政センターの皆様に保純なる敬意と感謝を申し上げまして、序文とさせ て載きます。
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伊勢型紙 1999 伊勢型紙技術保存会|古本
¥4,900
SOLD OUT
伊勢型紙 編集:伊勢型紙技術保存会 発行:鈴鹿市教育委員会文化財保護課 発行年月日:平成11年3月 寸法;30,5x21,5x1,5cm 状態:良好 例言 本書は、鈴鹿市教育委員会が昭和38年度から平成4年度まで、 伊勢型紙技術保存会が平成5年度から実施した重要無形文化財伊勢型紙伝 承者養成事業において製作した作品並びに教育委員会、 保存会が収集、また寄贈を受けた資料の中から図柄等を参考に選択し 収録したものである。ただし、京都、静岡、松本の型紙については、 所有者の許可を得て掲載した。 2、本書の編集には伊勢型紙技術保存会から委員会を組織して各委員が 担当した。 編集委員 突彫り 木村正明 錐彫り 六谷泰英 道具彫り 中村喬 縞彫り・糸入れ 佐々木正明 鈴鹿市教育委員会 松井豪 3.本書に掲載の図版の大きさは図柄を考慮し、50%から原寸大とした。 なお、作品右下に縮尺を記載した。 4、本書は、平成10年度三重県文化振興基金活用事業の助成金を得て発 刊した。
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藤城清治 光と影の奇蹟|古本
¥1,900
藤城清治 光と影の奇蹟 発行:美術出版社 いらっしゃいませ 発行年月日:2006年11月初版 寸法;25,7x18,2x0,9cm 状態:地にシミ汚れあり(写真参照) 目次 影絵の魅力 影絵のつくりかた インタビュー スケッチをたのしむ 洗足池をスケッチする インタビュー 影絵劇の世界 劇の人形と舞台装置 インタビュー 立体は原点 こびと人形を作る インタビュー 60年のライフワーク インタビュー 経歴 あとがき
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芸術人類学 中沢新一 |古本
¥900
SOLD OUT
芸術人類学 著者:中沢新一 出版社:みすず書房 発行年月日:2012年4月10刷 寸法;19,6×13,7×2,7cm 状態:カバースレ、一部薄い染み汚れあり 「《芸術人類学》の企ての基礎をなしてい るのは、私が数年前から展開してきたく対 称性人類学〉という、ヒトの心の働きを探 求するための新しい方法である。心の働き のおおもとの部分に、論理的矛盾を飲み込 みながら全体的な作動をおこなう <対称性> と呼ばれる知性の働きを据えることによっ て、宗教から経済、科学から芸術にいたる までの広大な領域でおこっている心の活動 を、一貫した視点から再編成しなおしてみ ることを、この新しいサイエンスはめざし ている。しかも私たちのめざしているのは 実践的なサイエンスの構築である」(本書 「はじめに」より) 「カイエ・ソバージュ』全五巻や『アース ダイバー』で到達した「対称性の知性」を さらに発展させ、レヴィ=ストロースの構 造人類学とジョルジュ・バタイユの非知の 思想を横断的につないでゆく未曾有の試み。 先史時代に花開いた洞窟壁画から縄文土器 に表現された造形的思考へ、さらには山の 宗教で顕わにされた自然智から西田幾多郎・ 田邊元が大成したヤポネシアの哲学まで。 華厳経とマトリックス的思考、数学と精神 分析、友愛と自由に満ちた歴史学の構想な ど、来るべき野生のサイエンスの全体像が 提示される。