-
大英博物館 古代エジプト展 図録 名古屋市博物館 |古本
¥1,000
大英博物館 古代エジプト展 編者:ー 著者:ー 訳者:ー 発行:朝日新聞社 NHK 発行年:1999 年 寸法;29,9x21.1x1.7cm 状態:スレ、薄汚れ (ごあいさつより) このたび、大英博物館のご厚意でその世界的な古代エジプト・コレクションの中から、貴重な所蔵品150点余を日本で初めて一挙に公開することになりました。 およそ3000年にわたる古代エジプトの栄華は、ファラオ (王)を中心とする支配体制によるものでしたが、それを支えたのは当時の人たちの信仰やものの考え方でした。 とりわけ、古代エジプト人の宗教観や哲学で特徴的なのが、生命に関する独特の考えです。 「永遠の美と生命」と副題をつけた本展の展示物には、ミイラや棺が多数含まれています。ミイラや棺は、当時死者の魂が宿る肉体を永遠に保つものとして最も重要と考えられました。本展は、来世に託した希望の象徴といえるミイラを中心に展示品を選び、古代エジプト人が夢見た死生観に焦点を当て展示を構成しました。 現代社会の中では、人の「誕生」や「死」が医学や科学にまかせきりになり、日常の生活から遠ざけられてきた側面もあります。しかし一方で、科学では捉えきることのできない生命の不思議が、ますます関心を高めているようにも見えます。その意味からも、古代エジプトで花開いた独特の死生観は、混沌とする現代を生きる私たちに多くのメッセージを送ってくれているのではないでしょうか。 最後になりましたが、本展の開催にあたりお力添えをいただきました皆様に、心より御礼申上げます。 主催者
-
黄金の都 シカン発掘展 図録 名古屋市博物館 TBS |古本
¥1,000
黄金の都 シカン発掘展 編者:ー 著者:ー 訳者:ー 発行:TBS 発行年:1994年 寸法;277x21.1x1.5cm 状態:スレ、薄汚れ (ごあいさつより) ごあいさつ 本日は「黄金の都シカン発掘展」にご来場いただき、 まことにありがとうございます。 ペルーからボリビアにかけての中央アンデス地帯では、 インカ帝国をさかのぼるはるか昔、紀元前2000年ごろから、数多くの文化が興亡を繰り返してまいりました。 そのなかでもシカン文化は、今からおよそ1000年前の、 いわゆるプレ・インカの時代、日本史で申しますと平安時代の頃にペルーの北部に繁栄を誇っていた文化です。 本展覧会は、現在、南イリノイ大学で教鞭をとる日本人考古学者島田泉教授を中心とする国際調査団が、1978 年以来同地で続けてこられた発掘調査の成果を紹介しようというものです。 巨大な神殿群、長大な灌溉用水路、コロンブス到達以前の南アメリカの諸文化の中でもきわだつ、黄金・青銅を用いた冶金技術など、島田教授はシカン文化にまつわる数々の謎を解き明かし、その研究の成果は世界中のアンデス考古学者が認めるところとなっております。 想像力というタイムマシーンを駆って、古代のロマンに触れる体験をしていただきたいと思います。 貴重な発掘品の数々は、ペルー本国での公開後、全世界に先駆けて日本で公開することができました。ペルー共和国政府の多大な御好意に感謝するとともに、本展覧会がベルーと日本の文化交流の大きな架け橋となることを切に願う次第です。 最後になりましたが、これまでに、この展覧会開催のために御支援、御協力を頂きました関係各位の皆様に心より感謝を申し上げます。 名古屋市博物館 中部日本放送 中日新聞社
-
世界四大文明 インダス文明展 図録 名古屋市博物館 NHK |古本
¥1,000
世界四大文明 インダス文明展 編者:ー 著者:ー 訳者:ー 発行:NHK 発行年:2000年 寸法;29,7x22,7x1,6cm 状態:多少スレ (ごあいさつより) ごあいさつ 世界四大文明展の一環としてインダス文明展を開催します。西暦2000年、人類は新たな千年紀を迎えようとしています。世界四大文明展は千年単位で人類の歴史を振り返り、かつて人類が築き上げてきた社会・文化を概観し、文明が未来に向けて提起するものを考察しようとする試みです。エジプト、メソポタミア、インダス、中国の四つの古代文明の展覧会を東京・横浜の四つの美術館・博物館で同時期に開催した後、それぞれの展覧会が全国を巡回するというこれまでにないユニークなスタイルとなります。 インダス文明は、モヘンジョ・ダロ、ハラッパー、さらにロータルやドーラピーラーといったインダス都市に代表される、前三千年紀中葉から前二千年紀前半にかけて展開した南アジア最古の都市文明です。これらの都市は整然とした道路や下水道などをもつ計画都市でしたが、強力な支配者の存在を示す壮大な王宮や神殿などは発見されておらず、豊かで平和な市民生活が営まれていたと考えられています。また、インダス川の恵みを受ける一方、アラビア海を渡ってメソポタミアやベルシャ湾岸の地域と交易を行っていた海洋文明としても知られています。 今回の展覧会では、この度インドで発見されたインダス期の遺跡ドーラビーラーの遺物が世界に先駆けて公開されるほか、インド、パキスタン両国のご好意および大英博物館のご協力により、 800点を越える貴重な遺物を一堂に集め、かつてないスケールで紹介されるインダス文明の全貌をぜひご覧いただきたいと思います。 最後に、本展開催にあたり格別なご理解とご支援をいただきました、インド、パキスタン両国の考古局をはじめ、貴重な文化財をご出品くださいました両国の博物館、および大英博物館の方々、 そしてご後援、ご協賛、ご協力を賜りました関係各位に心からお礼申し上げます。
-
ピラミッドの時代 名古屋ボストン美術館 |古本
¥1,000
ピラミッドの時代 編者:ー 著者:ー 訳者:ー 発行:名古屋ボストン美術館 発行年:2001年 寸法;28x22,7x1,2cm 状態:一部にアンダーライン箇所 (ごあいさつより) 水平に広がる大地にそびえ立つ純幾何学的な四角鎌のモニュメント、このピラミッドこそは、われわれの想像をかきたててやまない古代エジプト文明の象徴といっていいでしょう。このピラミッドが出現したのが、現在からおよそ4500年前の、いわゆる古王国と呼ばれる時代であり、しかも古代エジプト文明が頂点にあったときです。 ボストン美術館の豊かなエジプト美術のコレクションの一端は、すでに常設展「古代地中海世界の美術」のエジプトの部分で示されていますが、それが古代エジプト美術の概観を展望するものであるならば、今回の企画展は、ピラミッドの時代、すなわちその後二千年以上にわたるエジプトの信仰、政治、芸術の基礎を築いた古王国時代に焦点を絞った、いわば各論的な意味を持ったものといえましょう。名古屋ボストン美術館に来館された皆様は、この企画展と常設展をあわせてご覧になることによって、エジプトの歴史と文化により深い理解を得られるにちがいありません。 ボストン美術館のマルコム・ロジャース館長は同館のエジプト美術コレクションのなかでも、とりわけ古王国時代のものが充実していると述べておられますが、確かにその通りで、われわれは世界的に名高い「メンカウラー王と王妃像」を始めとする数多くの名品をこの展覧会でご紹介できるのを大変嬉しく思っています。 名古屋ボストン美術館 館長 浅野徹