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通底器 アンドレ・ブルトン 足立和浩訳 現代思潮社 1978年初版|古本
¥1,000
状態:角、端、イタミ ページ内端ヤケ 全体的にシミ、ヤケ、スレ、汚れ
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ドストエフスキイの生活 小林秀雄 東京創元社 |古本
¥500
昭和50年年初版 状態:背ヤケ目立ちます シミ、ヤケ、スレ、汚れ 目次 序歴史について 処女作まで ペトラシェフスキイ事件 死人の家 セミバラチンスク 「ヴレエミャ」編輯者 恋愛 結婚・賭博 ネチャアエフ事件 作家の日記 死 ドストエフスキイ対照略年譜
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超男性 アルフレッド・ジャリ著 澁澤龍彦訳 白水社 小説のシュルレアリスム第一回配本|古本
¥1,000
発行年 1975年初版 状態:函スレ、端、角イタミ 汚れ、ヤケ、シミ 小説のシュルレアリスムについての解説折込付 (折込より) 恐るべき黒いユーモアと幻想、言語遊戯と韜晦の精神にみちたアルフレッド・ジャリの作品を、今日、シュルレアリスム最大の先駆の一つと見なすことに異論はあるまい。一九〇二年に出現した小説「超男性」は、風変りな性交ゲームと自転車のスピード競技の描写を通して、人間の機械との闘い、愛の真実と無限のエネルギーへの憧憬をもりこんだ「新しい神話」を構成し、小説と言うよりはほとんど詩的幻視の書、広く現代文明への予言の書ともなりえているものである。
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読む領分 吉田健一 新潮社 1979年初版|古本 |書評|評論集|
¥1,000
発行年 1979年初版 状態:函スレ、汚れ、ヤケ、シミ 本体表紙経年ジミ ページ内良好 目次 I 中村稔「羽虫の飛ぶ風景」 河上徹太郎「歴史の跫音」 中村光夫「雲をたがやす男」 大岡信「悲歌と祝禱」 Ⅱ 谷崎潤一郎「蓼喰ふ虫」「蘆刈」 大佛次郎「ごろつき船」 舟橋聖一「滝壺」石川淳「西遊日録」 稲垣足穂「ヒコーキ野郎たち」 福原麟太郎「われとともに老いよ」 中村光夫「明治・大正・昭和」 大岡昇平「野火」 三島由紀夫「愛の渇き」 井上靖「風林火山」 ドナルド・キイン「日本との出会い」「日本文学史」 水上勉「五番町夕霧楼」 北杜夫「河口にて」 丸谷才一「エホバの顔を避けて」「梨のつぶて」 佐治敬三「洋酒天国」 白洲正子「十一面観音巡礼」 秋山駿「無用の告発」 金井美恵子「兎」 Ⅲ 大正の名作 小説の笑ひ 現代詩に就て 言葉
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第一次南方熊楠計画 コンティンジェント・メッセージ群 熊野スタッフ|古本
¥1,200
発行年 1985年 状態 スレ、薄ヨゴレ 端ヤケ 帯より 熊野のとば口田辺に、巨きな男ありその男、博覧強記にして、 なる想像力を持ち、民俗と微細なるもの、洋の東西を問わず、 今に残れるポートレート肌を解かんとして、日夜明け暮れたりば、フランスの「地獄の季節」の天才詩人ランボーその人なり、とせり さもありなん樹と照葉樹の国くにの劇見よ、聞け、言葉の森に響くオペラ南方熊楠は、閉塞の今こそ紐解かないならない、知のエンサイクロペディアなのだ。中上健次 南方熊楠。変異を決意した種子達の夢 これらの言葉群は、南方熊楠を通して、正面から( いは背後から)この我々の住む世界へあてた恋文というべき性質のものである…………(本文より) 執筆者 山田風太郎 中野美代子 岩田慶治 松岡正剛他
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校本 宮沢賢治全集 全14巻15冊セット 筑摩書房 |古本
¥4,500
発行年 昭和48年初版(一巻) 状態 函ヤケ、シミ、ヨゴレ 本体良好 薄紙ヤブレ(写真参照)
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解析入門1 S.ラング|古本
¥1,200
解析入門1 著者:S.ラング 訳者:松坂和夫 片山孝次 発行:岩波書店 発行年:1968年1刷 1974年16刷 寸法;22,1x16x2,4cm 状態:ヤケ、シミ、スレ、汚れ (序文より一部) 日本版への序文 私は、日本の数学者が、私の微積分学の書物を翻訳することにきめられたことを、たいへん嬉しく思っております、そして、立派な翻訳とそのためにはらわれた御苦労に対して、片山・松坂両氏に感謝をささげます、私はたくさんの日本人数学者を友人にもっています。そして将来は、日本語訳の私の書物を利用された方の中から、もっともっと多くの友人を得ることができるであろうと期待しております。 微積分学の主題は古いものであります。けれども私は、この書物全体を通じ、 いくつかのまだ解決されていない美しい問題を指摘することによって、この学問が今日もなお生き生きとしたものであることを示そうとこころみました、私は、私が学生諸君に数学を教えるだけでなく、学生諸君がこれらの問題を解いて私に数学を教えてくれることをも、希望しているのであります。 Serge Lang New York, 1968
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シュールレアリスム イヴ・デュプレシス|古本
¥900
シュールレアリスム 著者:イヴ・デュプレシス 訳者:稲田三吉 発行:白水社 文庫クセジュ 発行年:1963年1刷 1975年17刷 寸法;17,6x11,3x0,9cm 状態:ヤケ、シミ、角傷み スレ、汚れ (序より一部) 序 シュールレアリスムはしばしば、一種の知的なスノピスムとして、また精神の堕落として考えられている。また、なんとかして人を籍かせてやろうと望む、芸術家の悪ふざけと見なされている。事実、さまざまな偏見の枠のそとに飛びだそうと望んだ、これら改革者の歩みを、彼らの企てた精神の冒険をつうじてたどろうとするよりも、彼らに激しい非難をあびせたほうが、はるかにたやすいと言える。ところがシュールレアリスムの目ざしたものは、文学の枠のそとの問題であった。なぜかというと、あまりにも功利主義的な文明のさまざまな束縛から、人間を解放することだけを目標としたからである。人間をその麻痺状態からゆりおこすために彼を戸まどわせ得るようなすべてのものを強調する必要があった。また、知性には思いきって背をむけ、そして人間存在の底に秘められたさまざまな生命力を再発見し、その結果、それら生命力の荒々しい波が、人間をより広い地平線の方まで押しあげるようになる必要があった。
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シュールレアリスム宣言集 アンドレ・ブルトン|古本
¥1,500
シュールレアリスム宣言 著者:アンドレ・ブルトン 訳者:森本和夫 発行:現代思潮社 発行年:1975年初版 寸法;19,4x13,9x1,7cm 状態:ヤケ、シミ、角傷み スレ、汚れ (本文より一部) 6シュールレアリスム宣言(一九二四年) 生活にたいする信頼、生活のうちの最も不確かな面にたいする信頼、もちろんここでいっているのは現実的な生活のことなのだが、そういったものにたいする信頼が、いつまでも続くと、ついには、この信頼は宙に迷う。人間という、この窮極的な夢想家は、日ましにおのれの運命にたいする不満をつのらせ、自分が用いるはめに立至っている品々を、苦労して調べまわすのである。しかも、これらの品々たるや、自分の無頓着によって、あるいは自分の努力によって、人間の手に委ねられたものなのだ。いや、ほとんど常に、自分の努力によってというべきだろう。それというのも、人間は働くことに同意したのであり、 少くとも自分の幸運(みずから自分の幸運と呼んでいるもの!)を身をもって生きることを厭わなかったのだからである。「しかし、こうして調べまわしてみるようになった」今では、たいへんな謙虚さが人間の持ち前となる。すなわち、人間は、自分がどんな女を手に入れ、どんなつまらぬ事件に足をつっ込んだかを知っているのだ。〔したがって」、富とか貧困とかは人間にとって何物でもないのであって、この点に関しては、人間は生まれたばかりの子供のままなのである。また、人間の道徳的意識の称揚というようなことについてはどうかといえば、人間はそんなものがなくても平気でいられるということを私は認める。「そんなわけで」、もしもいくらかの明敏さを保持しているならば、この際、人間としでは、自分の幼少時代をふり返るほかはない。幼少時代というものは、調教師たちのおせっかいによって、いかに台なしにされているにせよ、だからといって自分としては魅力に満ちたものに思われることになんらかわりはないのだ。そこでは、厳密さとして知られているようなものは何ひとつ存在しないために、人間には、同時にいくつかの人生を送るという展望が残されているのである。人間は、このような幻想のなかに根をおろし、もはや あらゆる本物の一時のうちの極度の容易さをしか認識しようとしない。毎朝、子供たちは不安なしに出かける。すべては手近にあり、最悪の物質的条件でさえも、素晴しいのである。森は白いこともあり、黒いこともあるが、彼等はけっして眠ったりなどしないであろ
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西脇順三郎研究 村野四郎・福田陸太郎・鍵谷幸信 共編 右文書院|古本
¥1,500
西脇順三郎研究 編者:村野四郎・福田陸太郎・鍵谷幸信 著者:ー 訳者:ー 発行:右文書院 発行年:昭和46年初版 寸法;22,1x16,3x3,3cm 状態:ヤケ、シミ、汚れ、函端角傷み (序より一部) 序 日本の現代詩において、西脇順三郎が果した詩業の高さと広さについては、贅言を要しないと思う。またその影響の甚大なことも同様であろう。 西脇順三郎は現代詩を支える大きな柱として、今日ひときわ高く詩界に聳え立っている。西脇順三郎の詩歴はすでに半世紀に及ぼうとしており、この詩人の今日までに歩んできた道程と軌跡は、文字通り現代詩の歩みそのものといっても差支えないのである。その東洋的な感性と西欧的知性のみごとな融合調和の上に築かれた詩風は、広く泰西詩の文学伝統と詩的情操に根ざしつつ、現代を透視し、未来を展望する秀れた詩的成果だといえよう。しかもこの詩人はなお詩の最前線にあって、旺盛な詩作を示しているのである。萩原朔太郎と並んで、わが国が生んだ稀有な詩人、西脇順三郎の果した業績は、多くの問題を孕みつつ、今われわれの眼の前にある。 また西脇順三郎は詩人であるほか、きわめて独創的な詩論家であり、さらに批評家、英文学者、言語学者の面をももっていて、その全貌をとらえることは、必ずしも容易なことではない。最近とみにこの詩人に対する関心の高まりつつある現状に応じて、編者は詩人論、作品論、その他の研究を総合的、立体的に構成することを意図し、ここに本書を編んだのである。第一部は総説とし、第二部は詩人の出発当初からの論評のうち、重要と思える文献、論説を歴史的に網羅し、第三部では各論的な意味あいをこめながら、最適の筆者を得て、この難解な時人へのアプローチを試みた。編者はけっして本書において、この詩人のすべてがいいつくされたとは思っていないが、この詩人の内包する諸問題を、アクチュアルな姿勢と態度によって、ほぼ見出し得たのではないかと自負している。
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白昼の白想 開高健・エッセイ 1967~78|古本
¥700
SOLD OUT
白昼の白想 著者:開高健 発行:文藝春秋版 発行年月日:1984年3月9刷 寸法;19,5x14x2,5cm 状態:薄ヤケ、スレ、薄汚れあり