G-6P7BL20QZD
1/14

中平卓馬論 きたるべき写真の極限を求めて 江澤健一郎 |古本

¥2,500 税込

残り1点

なら 手数料無料の 翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

¥6,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

著者:江澤健一郎
出版社:水声社
発行年月日:2021年1月初版
寸法;15,8x15,6x2,2cm
状態:カバースレ、薄汚れ、端部にヨレあり。

序より

《撮影行為とは、写真家にとっては不測の、望外な現実との出会いで あり、自分があらかじめ抱いていた意図、既存の価値観はそのとき払 拭されなければならない。そのように中平は、一人称的な不動の視点 が、写真において崩壊することを要請する。ならば写真家は、記憶 喪失者のように自己を忘却しながら撮影を行うのだ。そうして自意識 を解体して非我となり、他者となること、中平はそれを要請していた。 (…)ここで問われているのは、記憶喪失「である」ではなく、記憶 喪失に「なる」生成変化である。そして実際に中平は、その後、事故が原因で癒やされぬ記憶喪失者になった。しかし、そうして記憶を失っ た彼もまた、やはり撮影をしながら、さらに記憶喪失に「なる」ことを 繰り返していたのではないか。われわれは、これから中平の撮影行為 と執筆活動を初期から最晩年までたどりながら、その軌跡における断 裂と連続性を検討していきたい。》

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (12)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥2,500 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品