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状態:スレ、薄ヨゴレ
沢崎浩平訳
みすず書房
1986年初版
裏表紙より
「意味形成性の場としての眼差しは共感覚をもたらす。つまり、(心理的) 諸感覚の区別を曖昧にする・・・・・・したがって、すべての感覚が《見ることができ、逆に、眼差しは、匂いを嗅ぐ、音を聞く、物に触れる等々のことができる。ゲーテ、《手は見ようと欲し、眼は愛撫しようとする)」(バルト) 本書は、バルトによって書かれた《美術論》の初めての集成である。『第三の意味』 所収の写真・映画・演劇・音楽論と『明るい部屋』に本書を併せると、バルトの主要な芸術論がすべて邦訳されたことになり、 つねに現代批評の先端を走ってきた彼の軌跡をたどることができる。また、これらのエッセー群は1969年から80年にかけて執筆されたが、これはバルトの思想展開において、彼の関心が記号学からテクスト、快楽、 身体へと移行していった、きわめて重要な時期にあたっている。
バルトは書く人であると同時に、みずから演奏する人=描く人でもあった。この経験は本書において、とりわけサイ・トゥオンプリやレキショを語る場合の、生き生きとした自在な眼差しに、またエルテやアルチンボルドを考察する場合には、刺戟的な分析となって遺憾なく発揮されている。
レビュー
(12)
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